ウイルスで大変な事になった経験がある人ほど、普段から強めの対策をしています。それは個人のパソコンでも会社のパソコンでもそうですが、会社であれば決められたセキュリティソフトを導入している事が多いでしょう。それでも環境によって違ってきて、例えば5年前から使っている10台のパソコンと、最近買ってきた10台のパソコンではOSのバージョンも違ってウイルスソフトも別だというシーンも多いのです。最新のソフトを入れていれば何の問題もないなら、ウイルス関係の問題は何も起こらないのですが、いざ起こってしまった時に大変なのはシステム管理者です。
まずチェックしなければらないのはどこまで被害が広がっているかですが、その次はどのウイルスソフトを入れていてパソコンが被害に遭ったかで、そしてそれらが最新バージョンになっていたかどうかも調べなければなりません。調べた上で削除などを行い、最新の状態にしつつ変更も考えるといった面倒な作業になるのです。こうした面倒な物を一元管理するべく、utmの導入が進んでいます。utmはネットワークの根本に設置してセキュリティ対策をするというもので、ファイアーウォールに変わりつつ各パソコンにセキュリティソフトも必要なくなるというものです。
utmを使えば何か起こったときに調べるのがutmだけになりますし、社員が勝手に何か設定を変えてしまうという事もなく、問題解決への道筋が非常にシンプルになってくれます。
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