utmによるセキュリティ管理

パソコンを使う仕事がこれだけ増えた事で、社内にシステム管理者を置いて管理させるというのは当たり前になっています。管理者は各パソコンの状態を把握しておくのですが、会社のパソコンとは言っても毎日自分が使うパソコンはどんどん勝手にカスタマイズしてしまう人も多く、簡単ではありません。また、購入時期がずれるだけでOSのバージョンからソフトのバージョン、セキュリティソフトの種類までバラバラになってしまう事も多く、管理の難易度は上がってきます。問題なのはウイルスに襲われた時で、特定の人達だけに被害があった場合に原因を突き止めるのが困難になります。

有料のセキュリティソフトの間でも信頼度の高いものから低いものまであり、さらにバージョンに最新定義を入れているかなど多数の要因が絡み合ってしまうからです。これらの原因を解明するにはたくさんの時間を要し、解決出来るとも限りません。近年導入が進んでいる対策にutmの導入があり、utmはネットワークの根本に設置してセキュリティを確保するというものです。各パソコンに責任を投げるのではなく、根本でutmがシャットアウトすることでutmだけ見ていれば状況を確認出来る様になります。

もちろん携帯電話やスマートフォンなどでディザリングしてしまうと意味がなくなってしまうので、ルール上禁止しなければなりませんし外に持っていく機器の管理も別でルール整備をしなければなりませんが、社内だけでも完備出来るのは嬉しいところです。

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