utmを使ったセキュリティ向上

社内にウイルスが侵入した時ほどシステム管理者が大変になる事はありません。気付いた時には他への影響が出ている場合も多く、全パソコンのチェックも必要になりますし会社としても体制の確認を指示するからです。一台だけバージョンが低いまま使っていてセキュリティが低い状態というのが駄目なのは分かるものの、世の中には大昔のOSを使わざるを得ない業務というのも沢山あるのです。OSを新しくすると特定のソフトが動かなくなり、新しく作り直してもらうには数百万円掛かると聞いたら、とりあえずそのまま使い続けるという判断をする会社も多いでしょう。

しかしそこがセキュリティホールである事は間違いないのです。どのウイルスソフトも古いOSを使っている場合は、動きはするが保障はしないという状態になっており、当てになりません。こうした困難な状況を打開するために、utmを使用するという方法があります。utmは社内ネットワークの根幹に設置して、各パソコンでの処理をさせずに根本で管理してしまう装置です。

それぞれのパソコンで問題が起こるという状況を解消し、何かあるとしてもutmで処理出来るというのが嬉しい点でしょう。スパムメールなどもしっかり弾いたり管理する事が出来るため、社員それぞれが面倒な作業から解放されるというのも大きな要素です。その負担がシステム管理者に帰ってくる訳ですが、会社として考えれば全体の負担を減らすことは間違いありません。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*